通話付きプランでMVNOを比較 〜スマホ運用費節約の決め手は?

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スマートフォン運用費の大幅な節約が見込める格安の携帯電話サービスとして、MVNO(格安SIMカード)が注目されています。

今回はこのMVNOの比較を行います。

『0 SIM by So-net』毎月499MBまで完全無料のSIMカードが雑誌付録になり人気殺到!
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現状は?

MVNOは用途や価格に応じて各社から様々なプラン提供されており、どんな人がどのようなサービスを利用すると効果が高いのか、条件を絞り込んでいく必要があります。

まずは自分の使い道にあった条件から代表的なサービスを比較したいと思います。

そもそも自分がふだんどれくらいスマホを利用しているのか、通信および通話量などの現状を確認したところ、以下のような内容でした。

  • スマホの利用は主にブラウザでのネット閲覧、情報検索など
  • 通勤や外出時に使用
  • ゲーム、動画閲覧などの利用はほぼなし
  • 自宅には固定回線のWi-Fiがあるのでモバイル回線は使用しない
  • 使用容量は平日も休日も50MBから150MBの間くらい、1日100MBと仮定すると、月間約3,100MB(約3.1GB)を使用
  • 通話は簡単な連絡事項だけ。月に10回、平均1分程度
  • 仕事での利用などもあるため、電話番号の変更は避けたい。留守電も必要
  • 家族との通話は電話を問わずSkype、Lineなどの料金優先の運用も検討(キャリアの家族通話無料サービスの代わりに)
  • また、自宅の固定回線とのセット割引や乗り換え割引など、特定の割引サービスの利用は考慮しません。

こちらを前提に候補を絞り込んでいきます。

候補は?

価格.comのMVNO人気ランキングを参考に比較サービスを絞り込みました。

BIC SIM については、価格.comのランキングでは IIJ mio と同じ商品として取り扱われているようですが、細かいサービスの違いがあるので、比較表では別項目として記載しています。

  1. IIJmio:みおふぉん ミニマムスタートプラン
  2. BIC SIM:BIC SIM音声通話パック +ミニマムスタートプラン
  3. DMM mobile:通話SIMプラン 1GB
  4. OCNモバイルONE:音声対応SIM 110MB/日コース
  5. NifMo:音声通話対応SIMカード 3GBプラン+音声通話対応
  6. 楽天モバイル:通話SIM 3.1GBパック

なお、BIC SIM と DMM mobile は、IIJmioと同じ回線を使用しているとのことなので、データ転送の品質などについてはほぼ同等と想定されます。

比較表

サービス IIJmio BICSIM DMM mobile OCNモバイルONE NifMo 楽天モバイル
提供元 インターネットイニシアティブ ビックカメラ DMM mobile NTTコミュニケーションズ ニフティ 楽天
プラン みおふぉん ミニマムスタートプラン BIC SIM音声通話パック +ミニマムスタートプラン 通話SIMプラン 1GB 音声対応SIM 110MB/日コース 音声通話対応SIMカード 3GBプラン+音声通話対応 通話SIM 3.1GBパック
初期費用 3,000円 2,990円
(+ビックポイント)
3,000円 3,000円 3,000円 3,000円
月額料金
(通信+通話)
1,600円
(900円+700円)
1,600円
(900円+700円)
1,260円 1,600円
(900円+700円)
1,600円
(900円+700円)
1,600円
(初月無料)
通話料(国内) 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒
データ容量 バンドルクーポン 3GB/月
(繰り越し1か月)
バンドルクーポン 3GB/月
(繰り越し1か月)
バンドルクーポン 1GB/月
(繰り越し1か月)
110MB/1日
(繰り越し1日)
3GB/月
(繰り越しなし)
3.1GB/月
(繰り越し1か月)
バースト転送
SMS
国内送信 3~30円/回
受信無料

国内送信 3~30円/回
受信無料

国内送信 3円/回
受信無料

国内送信 月内5通目まで無料
6通目以降3円/回
受信無料

国内送信 3円/回
受信無料

国内送信 3円/回
受信無料
留守番電話 300円/月 300円/月 × 300円/月 × 300円/月
キャッチホン 200円/月 200円/月 × 200円/月 × 200円/月
その他割引など Wi2 300 が利用可能 DMMポイント還元 OCN光と合わせて
-200円
@niftyの接続サービス利用で
-200円/月
NifMoバリュープログラム
割引還元(約0.9%~10%)
楽天ポイント
100円支払いにつき
1ポイント付与
金額は税抜きです 評価ポイント
2016年6月調査 注意ポイント

比較のポイントは?

初期費用は横並びで3,000円。ビックカメラはポイントが付く分ちょっとだけお得になっています。

月額料金は DMM mobile が「通話SIMプラン 1GB」という IIJmio でも提供していないサービスを提供しており、比較対象内では最安となっています。楽天は高速転送を使わない格安のベーシックプランがありますが、後述するバースト転送に対応していないことと、常時低速ではさすがに不便なため検討範囲外としました。

容量に関しては6GB、10GBなどの大容量プランのほうが各社の価格差が大きいのですが、3GB前後のプランではほぼ横並びのようです。

高速転送データ容量のポイントとして、当月使用しきれなかったデータ容量を翌月の容量に加算して使うことができる繰り越しサービスがあります。前月使いきれなかった容量を無駄にしないため、スペック上は同容量であっても繰り越しありのサービスのほうが使い道が広がります。

また、ビジネス利用などでニーズのある留守番電話、キャッチホンは DMM mobile、NifMo では対応していません。

転送速度について、IIJ mio、BIC SIM、DMM mobileにはバースト転送と呼ばれる機能があります。これは、ブラウザでなどで新しいページを読み込む際、初めの数秒間だけ最大速度での転送を行うという機能です。

バースト転送に対応したサービスであれば、高速通信の容量がなくなってしまった場合でも、通常のサイトブラウズ程度であればほぼ変わらない体感速度で利用できるため、低容量プラン選択における大きなアドバンテージとなっています

NifMoはバースト転送がない代わりに通常の回線速度に定評があるようですが、回線速度についてはおそらく各社ともそれなりに継続的な設備投資を行っていると思われるため、スペック上の細かい差異よりも他のサービス品質を優先することにしました。

決め手は?

決め手は「繰り越し」と「バースト転送」です。

価格面ではほぼ横並び、転送速度も恐らく許容範囲と考えた場合、その他でメリットが大きいものがこの機能でした。

翌月への繰り越しがあれば多少のオーバーもやりくりでき、無駄な費用を発生させず、またもし容量が不足した場合でもバースト転送があるため、ブラウザ利用であれば利便性を大きく損ないません。IIJmio や OCNモバイルONE は特に通勤時利用ユーザーにメリットが大きなサービス構成なのではないかと思います。

また、BIC SIM は IIJmio と同等の価格とサービス内容でありながら、「Wi2 300」という公衆 Wi-Fi 接続サービスが利用できる特典があります。

これにより BIC SIM であれば外出先で公衆 Wi-Fi を活用することでデータ容量を節約することなども可能です。

これがダメ押しとなり、最終的に BIC SIM のミニマムスタートプランを選択しました。

留守番電話に対応していなかったため今回は見送りましたが、最小限の通勤利用であれば、バースト転送 + 容量やりくりができる DMM mobile も重要な候補になると思います。

『0 SIM by So-net』毎月499MBまで完全無料のSIMカードが雑誌付録になり人気殺到!
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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