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激安59,900円の50インチ4KディスプレイがDMM.makeから発売! スペックを比較

家電
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DMM.make より、4Kディスプレイの販売がアナウンスされました。

何と 50 インチで59,900円 (税抜) というお手頃価格です。

 DMMがディスプレイ?

このディスプレイですが、製品自体はUPQ(アップ・キュー)社からのOEM共有を受けたモデルとのこと。

UPQとは、知る人ぞ知る女性起業家、中澤優子さんが立ち上げた家電ベンチャーです。

http://upq.me/jp/

「自分がほしいものを作る」をモットーに、海外工場へ直接交渉し、非常に短期間でスマートフォンやスピーカーなどの製品開発を行い販売を開始、ブランド展開当時はテレビメディアなどにも広く取り上げられていました。

UPQ ではこれまでも自社で 4K ディスプレイの販売を行っており、今回 DMM.make にて販売されるディスプレイはこの最新モデルとなっているようです。

当時はいろいろありましたが…

この UPQ の 4K ディスプレイですが、発売当初はいろいろと問題アリの代物だったようです。ネットのレビューなどでは以下のような意見が多く取り上げられています。

  • ディスプレイの表示遅延がひどい
  • リモコンの反応が良くない
  • スピーカーの音質が良くない

などなど、詳細の言及は避けますが、これらの問題が発覚した後、ネットユーザーの有志によりこれらの問題の対策方法などが発見されたり、UPQ によるファームウェアのアップデートなどを経て現在はある程度改善されたモデルが流通しているとのことです。

DMM.make DISPLAY の主要スペック比較

今回発売が開始されるのは、液晶パネルが 50 インチサイズの「DME-4K50D」と、65 インチサイズの「DME-4K65D」の 2 機種です。

ディスプレイの品質は大きく液晶パネルのスペックに影響されますので、それぞれの主要スペックとして、液晶パネルのスペックをピックアップして比較してみます。

DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D 主要スペック

  • 型番:DME-4K50D
  • スクリーンサイズ:50インチ
  • 液晶パネル駆動方式:AMVA(ノングレア)
  • 解像度:3,840 x 2,160 ピクセル
  • 視野角(水平/垂直、標準値):178°/178°
  • 輝度(標準値):300cd/平方メートル
  • コントラスト比(標準値):4000:1

DMM.make DISPLAY 65インチ 4Kディスプレイ DME-4K65D 主要スペック

  • 型番:DME-4K65D
  • スクリーンサイズ:65インチ
  • 液晶パネル駆動方式:IPS(ノングレア)
  • 解像度:3,840 x 2,160 ピクセル
  • 視野角(水平/垂直、標準値):178°/178°
  • 輝度(標準値):300cd/平方メートル
  • コントラスト比(標準値):1200:1

液晶パネル駆動方式の種類をざっくり説明

スペックで気になるところは「液晶パネル駆動方式」。

液晶パネル駆動方式というと、「TN方式」「VA方式」「IPS方式」などをよく耳にしますが、このそれぞれの違いはどういったものでしょうか。

ざっくり説明すると以下のようになります。

  • TN方式・・・スポーツ観戦やゲームなどの動きのある映像向き
    • メリット:応答速度が速い、消費電力が低い、安価
    • デメリット:視野角が狭い、色の再現性が低い、見る角度によって色合いが変わる
  • VA方式・・・TN方式とIPS方式の中間
    • メリット:コントラスト比が高く、メリハリの利いたくっきりとした映像
    • デメリット:TN方式に次いで視野角が狭い
  • IPS方式・・・グラフィック制作や医療用など、動きのない静止画/専門分野向き
    • メリット:視野角が広い、色の再現性が高い
    • デメリット:応答速度が遅い、高価

 

50インチの DME-4K50D には「AMVA 方式」というものが採用されています。この AMVA は「Advanced Multidomain Vertical Alignment」の略で、前述の VA 方式 (Vertical Alignment) よりも、VA 方式の弱点である視野角が大幅に改善されたものとのこと。

安さの秘密は「チューナーレス」?

そもそも、現在販売されているすべての 4K テレビで視聴できるのは、スカパー等の CS 放送のみとなっています。

今後、2018年に 4K 実用放送が開始予定とされていますが、これは現在の 4K テレビが内蔵しているチューナーでは視聴することができません。これらを視聴するには今後 4K の BS 放送に対応したチューナーを別途購入する必要があります。

DME-4K50D、DME-4K65D はこれらのチューナーを内蔵しておらず、価格を抑えることで購入しやすくするとともに、今後の 4K 放送に対応する際にも不要なチューナーの導入などによるコストなどを押さえることができることを謳い文句としています。

いわゆる「テレビ」ではなく、別途チューナーやレコーダー、パソコンとつないで使用する「ディスプレイ」であるということです。製品単体でテレビが見れるわけではない点は念のためご注意ください。

DME-4K50D は発売中、DME-4K65D は2016年11月末発売

現在、50インチモデルの DME-4K50D は発売中で、DMM.com および Amazon、楽天にて購入可能となっています。

 

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この記事を書いた人
クラベル(Cravel)

Webサイト構築、Wordpressのカスタマイズやphpプログラミングなどやってます。BPM(ビジネスプロセス管理)、BPR(業務改革)コンサルなどにも従事。世の中すべてピタゴラ装置をモットーに自動化します。ブログは省エネ運営中。Cocoonカスタマイズやゲーム、ガジェットの話題など。

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