2017年3月3日、最新ゲームハードの『ニンテンドースイッチ (Nintendo Switch)』が発売開始されました。
私もこのニンテンドースイッチは3月3日の発売日から購入を狙っていたんですが、事前予約にも間に合わず、発売日当日も購入することができずにいました。
3月下旬の現在もニンテンドースイッチは品薄で入手が難しい状況が続いています。そんな中、紆余曲折を経て3月26日に遅ればせながらニンテンドースイッチを無事購入することができました。
ゲームのほうはこれから楽しんでいこうと思っているのですが、その前に今回ニンテンドースイッチを購入するまでに経験したいくつかの失敗を踏まえて、今後再入荷されるニンテンドースイッチを確実に手に入れるためのポイントをまとめておきます。
これから在庫も安定していくとは思いますが、2017年3月~4月にかけて早めにニンテンドースイッチを手に入れたい方は、購入の可能性が高い方法として参考にしてみてください。
ニンテンドースイッチの購入に3回失敗した。
私がニンテンドースイッチを購入するためにチャレンジしたのは以下の4回。
- 1回目:ネットショップで予約・・・Amazon、楽天ブックスなどを巡回するも瞬殺で予約できず
- 2回目:ネットショップで購入・・・Amazon、楽天ブックスを巡回するも瞬殺で購入できず
- 3回目:都内のビックカメラの抽選会・・・倍率10倍の抽選に外れて購入できず
- 4回目:郊外のショップの抽選会・・・倍率約1.5倍の抽選に当たり無事購入
もうこれだけで言いたいことはほぼ終了なのですが、それぞれの経験を踏まえて解説すると以下のようになります。
ネットショップでの購入は狙ってもほぼ無駄
ニンテンドースイッチはネットショップの各店舗で取り扱われています。
代表的な取り扱いネットショップは以下のとおり。
ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)の取り扱いネットショップ
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックス
- マイニンテンドーストア
など。
私は3月3日以前に実施された事前予約と発売日当日のネットショップでの購入にチャレンジしましたが、瞬殺で手も足も出ない状態でした。
ネットショップでの購入は、日本全国(海外も)どこから誰もが簡単にアクセスできるため、とにかく競争率が高いことが問題です。特に人気の商品などは転売を目的とした業者などが介入し、特殊なツールを使って瞬時に商品の予約、購入ができるような方法を行っているとの話もあるため、一般の方が狙うのは特に不利な状況となっています。
ネットショップでの購入を狙う場合のポイントはひとつ。そもそも人気が出る前に目をつけておき、初回の予約にすべてを賭けること。
2016年から2017年にかけて品薄の状況が続いている商品の例として、ニンテンドースイッチとあわせてPlayStation VRがありますが、これらの商品では、初回の予約よりも2回目、3回目と予約が進むにつれて徐々に人気が上がり、競争率が大きく上がってしまうという状況が共通して発生しています。
特に初回の予約の段階ではまだユーザーの認知も低く、市場の反応がまだない状況で転売屋も大きなリスクが取れないために、購入ユーザー転売屋それぞれの競争相手が少ない状況となります。
もし、はじめて予約が開始される段階でその商品を本当に購入したいと思っているのであれば『初回予約には参加せず、反応を見てから2回目以降の予約にチャレンジしよう』という行動は後悔する可能性が非常に高いです。私は今回、まさにこの判断で初回の予約を見送ってしまったために後悔しました。
ネットショップは初回予約を確実に狙う!がポイントです。
実店舗での購入を狙う
ニンテンドースイッチはすでに販売開始されている商品のため、上記のとおりネットショップはすでに全国のユーザーと転売屋が取り巻く戦場となっています。
できるだけ早めにニンテンドースイッチを手に入れたいのであれば、ネットショップでの購入は在庫が安定するまではあきらめて、小売販売店の実店舗への購入に向かうのがおすすめとなります。
都市部の大手店舗は確率的に不利
ニンテンドースイッチは全国の家電量販店やゲームショップなどで取り扱われていますが、地方ではやはり取り扱い店舗も限られており、入荷数も少ないでしょう。
そこで東京郊外に住んでいる私は、東京都内の大手家電量販店のビックカメラへと向かいました。ビックカメラではニンテンドースイッチは抽選での販売となっており、3月中はほぼ毎週末、土日どちらかで各店舗で抽選販売会が開催されていました。
抽選であればできるだけ当たりやすい条件を基準に店舗を選ぶのが基本。大手家電量販店なら入荷数も多いはず、と思ってビックカメラに向かいましたが、これが甘い判断でした。
抽選結果に掲載された抽選番号から推測するに、参加者はおよそ800名、そのうち当選した数(イコール再入荷の在庫数)はおよそ80台でした。
単純計算で10倍かそれ以上の倍率だったことを考えると、運の良し悪し以前に抽選会への参加者の数を念頭に置いて訪問する店舗を選ばなかったことが敗因でした。
これが3回目の失敗です。
都心の家電量販店は他店と比べて入荷数は多い一方、抽選参加者がとにかく多すぎて不利となります。
狙いは実店舗、栄えていなければなお良し
では、どこを狙うのかというと、『入荷数の多さ』ではなく『来店人数の少なさ』を重視して絞り込んでいくことがポイントとなります。
例を挙げると家電量販店の郊外支店、ショッピングモールや小規模の量販店です。
中でも、ゲーム専門店ではない『おもちゃ屋』や家電ショップの『ゲームコーナー』などはニンテンドースイッチの取り扱いが大きくアナウンスされていないため好条件になると思われます。
私は4回目に郊外の家電ショップの支店へ向かいました。その店舗では事前に抽選での販売になることだけは確認されていましたが、大手量販店のプロモーションなどに埋もれてネットでの情報も少なめであったことから、来店人数が少ないと見込んで訪問しました。
そちらの店頭では抽選参加者はおよそ30名、そのうち当選した数はおよそ20台。全員当選というわけではありませんでしたが、倍率的には1.5倍程度と十分期待できる確率でした。
先週都内での行列と倍率の高さを目の当たりにしていたため、開店時にいた人数の少なさに拍子抜けするほどでした。
そこで感じたのは、都市部は人が多いだけでなく特にネットの情報を頼りに動いている、ということ。情報の手に入りやすさから余計に都心部に人が流れているという印象でした。
狙うのであればネットへの情報露出が少ない「小規模の店舗」、場所は「郊外」で電車なら都心部寄りではなく「下り方面」で向かえる店舗であればより購入できる見込みが高いのではないかと思います。
ニンテンドースイッチの在庫不足はいつまで続く?
ニンテンドースイッチの発売日は2017年3月3日、まだ1ヶ月も経過していない状況ですが、今後の在庫の見通しについていくつかニュースが挙がっています。
日本国内では幾度かの事前予約を経て3月3日の発売日を迎えましたが、各ネットショップでの事前予約も人気で瞬殺。発売日当日販売も即座に完売となる事態となりました。
IGNによると、ニンテンドースイッチは発売日の初週で150万台を売り上げたものの海外でもニンテンドースイッチは高い需要があり、2017年を通して在庫不足の状態が続くだろうと報じています。
3月27日にネットショップでも順次販売再開
3月26日には店頭での再入荷が実施され、いくつかの販売店舗でニンテンドースイッチの販売が行われました。
また、3月27日にはビックカメラやマイニンテンドーショップにてニンテンドースイッチの再販売が順次再開されるとのニュースもありました。
ネットショップでの在庫不足は順次解消されていくのではないかという期待も高い状況ですが、もしまだ入手が難しい状況が続くようであれば参考までに実店舗での購入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。