横浜の山下ふ頭にある「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に展示されている『実物大ガンダム(動くガンダム)』が2つのギネス世界記録に認定されたことが報じられました。
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の実物大ガンダム
この動く実物大ガンダムは2020年12月19日にオープンした「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダムファクトリー横浜)」施設内に展示されているもの。
18メートルの等身大ガンダムは可動する骨組みと外装でできたモビルスーツ(ロボット)で、遠隔操作で動かせるようになっているとのこと。等身大ガンダム自体は自由に歩き回ったりするわけではなく腰の部分で台座に接続されていて、格納庫を模した「GUNDAM‐DOCK TOWER(ガンダムドックタワー)」に固定されています。
これらは野外環境や地震や台風などの天災などの影響なども考慮されたものとのことで、等身大ガンダムはこの支持台座に固定された状態でいろいろなポーズや動きを取ることができるようになっています。
動く実物大ガンダムがギネス認定
そして、この『動くガンダム』がギネスに認定されたのは2020年12月3日。
「最大の可動型ヒューマノイドロボット」および「最大の可動型ガンダム」の2点がギネス世界記録として認定されました。
ギネス認定日(登録日)は2020年12月3日付けとのことで、その後の2020年12月17日にギネス世界記録公式認定証の授与式が実施されました。
過去に作られた『お台場ガンダム』の現在と受け継がれたもの
2014年にスタートしたこの『動くガンダム』プロジェクトですが、ガンダム40周年に向けてアイデアを世界から募り、富野由悠季監督ほかロボット研究者や関連企業が参入するプロジェクトチームによってすすめられ、2020年に作り上げられました。
過去にはお台場に展示されていた実物大ガンダム(RX-78-2 ガンダム Ver.GFT)も『お台場ガンダム』などと呼ばれガンダムファンや旅行客に親しまれてきました。このお台場ガンダムは2017年3月5日(日)に展示が終了され、その後、お台場では2代目の実物大ガンダムとして『RX-0 ユニコーンガンダム』の立像が展示されています。
2017年までに展示されていた『お台場ガンダム』ですが、最終的には解体され現在ではもう実物を見ることはできなくなってしまいましたが、この「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の動くガンダムのプロジェクトでの企画検証・参考用に使われたとされています。※
『お台場ガンダム』のスピリットは、この横浜の動くガンダム「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」へも受け継がれているようです。
>「RG 1/1 RX-78-2 ガンダム Ver.GFT」は、来るガンダム40周年に向けた「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」での企画検証・参考用とし、今後展示の予定はございません。