アイスコーヒーを家で飲みたい時に便利で手軽なほぼ100円で買えるボトルコーヒーの味を飲み比べてみました。
近所のスーパーの広告の品としてブレンディ ボトルコーヒーが98円で販売してたので「安い。試すべし。」と買ってきて飲んでみると、手軽にパッと飲めるし安い割に結構美味しい。それで、他にも売っていた同じく100円程度で手に入るボトルコーヒー3社を比べてみることにしました。
こういう同じような価格帯の商品って「味の違いってどうなの?」って結構気になるんですよ。
今回比較したのは、ほぼ100円(私の買値は98円〜110円です)で売っていた3社の無糖ボトルコーヒーです。甘さも色々種類がありましたが、私はコーヒーに砂糖は入れない主義なので無糖を選びました。
無糖ボトルコーヒー商品の概要
今回比較対象としたのは、ネスカフェ・UCC、ブレンディの100円ボトルコーヒーで無糖のものです。
栄養成分表示(100mlあたり)
商品名 | AGFブレンディ ボトルコーヒー |
UCC 職人の珈琲 ボトルコーヒー |
ネスカフェエクセラ ボトルコーヒー |
---|---|---|---|
甘さ | 無糖 | 無糖 カロリーゼロ | 無糖 カロリーゼロ |
種類別名称 | コーヒー | コーヒー飲料 | 液体コーヒー |
原材料名 | コーヒー、乳化剤 | コーヒー | コーヒー |
内容量 | 900ml | 930ml | 900ml |
販売者 | 味の素ゼネラルフーヅ(株) | ユーシーシー上島珈琲(株) | ネスレ日本株式会社 |
エネルギー | 6kcal | 0kal | 0kal |
たんぱく質 | 0.3-0.5g | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 1.0g | 0.5g | 0.7g |
ナトリウム | 10-35mg | 0-20mg | 10-40mg |
糖類 | 0g | 0g | 0g |
製造所 | 国産 | 国産 | 国産 |
その他の甘さ | 無糖/微糖/ソルティ微糖 /低糖/オリジナル |
無糖/低糖/甘さひかえめ | 無糖/甘さひかえめ |
買値(税抜) | 98円 | 98円 | 110円 |
無糖ボトルコーヒーのレビュー
AGFブレンディ ボトルコーヒー 無糖
香りが良く、香ばしい香りです。水だし珈琲のような香ばしい香りとわずかに苦みを感じる味。酸味は少なめです。 後味には不思議な程苦みが残らないため美味しく飲めます。
ボトルラベルには、種類別名称の「コーヒー」とは100g当たりコーヒー生豆使用量5g以上のもので、「コーヒー飲料」とは100g当りコーヒー生豆使用量2.5g以上5g未満ものです、と記載されていました。コーヒー豆をしっかりつかった「コーヒー」ということでプラスポイントです。
しかし、原材料がコーヒーと乳化剤となっており、添加物として乳化剤が入っているのがマイナスポイントです。
無糖でブラックなのになぜ乳化剤?ってのが気になって調べてみると、コーヒー豆には油分が含まれていますので、その含まれる油が浮いたり膜が張らないようにコーヒーと馴染ませるため、乳化剤が加えるということみたいです。本来のコーヒーには不要な添加物を含めずに飲めるコーヒーにして欲しいなと思いました。
また、他の比較した商品はカロリーゼロですが、こちらはカロリーが100mlあたり6kcalあります。これは一般的なドリップコーヒーのカロリーなので問題ないですし、むしろ無理にゼロにする必要はないのでむしろプラスポイントです。
UCC 職人の珈琲 ボトルコーヒー 無糖カロリーゼロ
香りが良く、酸味がある香ばしい香りです。香ばしくスモーキーで軽く苦みを感じる味。酸味は強めです。後味にも珈琲の初めに感じる苦み感が残りますが、不快な後味ではなく珈琲を飲んだ!というようなほど良い後味です。
原材料はコーヒーのみになっていて、添加物はありません。
種類別名称は「コーヒー飲料」となっているため、100g当りコーヒー生豆使用量2.5g以上5g未満ものということで、ブレンディよりも豆の量が少ないということです。
ボトルラベルには、「100%ドリップ抽出」。そして以下のような製法が書かれています。
UCCアロマダイレクト製法(だからおいしい3つのポイント)
- 1レギュラーコーヒー100%使用
- 2天然水100%抽出
- 3挽きたて・無菌充填
色々とUCCのこだわりが書かれていて、ポイントが高いです。
ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 無糖カロリーゼロ
香りは少なく、酸味がある香りです。とてもスッキリしていて苦みをほぼ感じません。酸味が強めで香ばしさが少しだけある味で酸味は強いです。後味にも酸味が残ってしまい、スッキリしすぎていてコクや香ばしさが少ないのでコーヒーが薄く感じました。
しかし、コーヒーの苦みが苦手な方やスッキリとしたコーヒーを楽しみたい方には飲みやすいコーヒーだと思います。
原材料はコーヒーのみになっていて、添加物はありません。
種類別名称は「液体コーヒー」となっているため、100g当りコーヒー生豆使用量5g以上のものではと思いますので、ブレンディと同じく豆をしっかり使っているようです。
ボトルラベルには、「コーヒーポリフェノール」は、コーヒー生豆に豊富に含まれる成分で、若々しい毎日をサポートする健康パワーが注目されていますと書いてありました。ネスカフェの売りを謳ったものではないので特徴が書かれているとこだわりが分かってよかったかなと思いました。
無糖ボトルコーヒー ランキングとまとめ
それでは、私の独断と偏見による総合順位を発表します!
私的ボトルコーヒー総合順位
1位 UCC 職人の珈琲 ボトルコーヒー 無糖カロリーゼロ
2位 ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 無糖カロリーゼロ
3位 AGFブレンディ ボトルコーヒー 無糖
味だけの好みで言えば、3位のブレンディが最も好みだったのですが乳化剤が含まれているのが超マイナスですので、上記のような順位になりました。
私にとっては「UCC 職人の珈琲 ボトルコーヒー 無糖カロリーゼロ」が味や原材料、こだわりを加味してバランスが良く、最も気に入ったほぼ100円で買えるボトルコーヒーとなりました。
無糖コーヒー飲料おすすめ7選
その他、筆者が日ごろ飲んでいる無糖コーヒーのおすすめをご紹介します。
ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー 無糖
苦みが少なく、水出しのような酸味の無糖コーヒー。ちょっと薄目でコクは少ないと感じるかもしれませんが、すっきりした後味。暑い夏場に冷蔵庫でキンキンに冷やしてごくごく飲むのがオススメのファミリー向けコーヒー。
アサヒ飲料 ワンダ 極 無糖
苦みと香りが強調された無糖コーヒー。酸味は少なくしっかりとした深煎りのロースト香が楽しめます。ボトル缶も広口になっていて飲みやすい。ガツンとコーヒー感を感じたい人向けのオトナの缶コーヒー。
キリン ファイア ワンデイ ブラック 無糖
常温で飲むことを考えられた無糖コーヒー。クセが無く酸味も苦みも控えめ。そのため味はちょっと物足りないかもしれないけど強い香料臭なども残らないのでオフィスのデスクなどでも気にならない。600mlサイズも嬉しいオフィス向けのコーヒー。
サントリー コーヒー クラフトボス 無糖ブラック
バランスが良く飲みやすい無糖コーヒーといえばこれ。みずみずしさがありのど越しはさらっと。コーヒーがちょっと苦手に感じるひとにも飲んでみてほしい。お茶代わりにすっきり飲める、初めての方も安心のコーヒー
UCC 職人の珈琲 深炒り焙煎 無糖コーヒー
香料、着色料不使用でコーヒー本来の味と香りが楽しめる無糖コーヒー。アイスでもしっかりとしたコーヒーの味が感じられるだけでなく、レンジで温めてると薫り高く飲みやすいホットコーヒーに。パーティーなどの来客用に常備しておきたいみんなで飲めるコーヒー。
UCC ブラック無糖コーヒー 缶コーヒー
濃い無糖コーヒーが飲みたければこれ。苦みも後味も強めだけど、ごくごく飲めてしっかり飲めるギリギリのバランスが最適。900mlのペットボトルと185mlの小型缶コーヒーの2種類がありますが、無香料のためかペットボトルは味が落ちやすい感じがするので開封後は早めに。グイッと飲み切る小型缶が香りも味も最適に楽しめるのでオススメ。
UCC 職人の珈琲 水出し抽出 無糖 コールドブリュー
上品で酸味の少ない水出しコーヒー。香りは軽やかで後味もすっきり。コールドブリュー(水出し抽出)は自分で入れるとホットコーヒーよりも多くのコーヒー豆を使用しないといけませんが、この値段の水出しコーヒーはコスパが良い。しっかり冷やして贅沢感が味わえるこだわりの方向けのコーヒー。