本日9月29日夜、日付が変わった深夜1時よりGoogleの新製品発表会が実施されます。
発表会では、Android OSの最新版「Android 6.0 Marshmallow」や新型NexusシリーズであるNexus5X、Nexus6Pが発表されると言われています。
でまとめたスペック比較表をもとに、個人的な選定のポイントをまとめました。
バッテリーの持ちは?
Nexus5は、とにかくバッテリーが保たない機種といった印象でした。カタログスペックでは連続通話時間が何百時間などと書かれていますが、通勤時間や休み時間などでのネット利用、日中の数回の通話では丸1日電池が持たない、といったイメージです。
寝る前に充電を忘れると夜中にバッテリーが切れてしまい、翌朝目覚ましアラームが鳴らない、といったことをよく経験しました。
Nexus5のバッテリー容量は 2,300mAh。
Nexus5X、Nexus6Pのバッテリー容量はそれぞれ2,700mAh、3,450mAhとされています。
Nexus5Xのバッテリー容量が拡大していますが、スペック上では1割強の違いなので、これがどれくらい利用時間に影響するのかが気になるところです。
内蔵ストレージ(ROM)容量は?
私はNexus5の16GBモデルを選んだのですが、これが大失敗でした。とにかくストレージの空き容量が足りず、頻繁に不要なアプリやデータの整理に追われた記憶があります。特に容量を圧迫していたのが写真データです。定期的にGoogleフォトに(解像度を落として)バックアップして端末のデータを削除したり、またGoogle DriveやGoogle Play Musicを使う時も容量が足りず、オフラインにキャッシュできる容量がないためにストリーミングで再生したりと、せっかくの利便性を損ねる使い方しかできていないのが非常に残念です。
ただ動作すればよい、というレベルでは16GBでも十分なのでしょうが、スマホそのものの動作パフォーマンスも落ちてしまうので、容量の不足は大きなストレスになります。
Nexus5Xは16GBと32GB。Nexus6Pは32GB、64GB、128GBのラインナップがあるとされています。
Nexus5X、Nexus6Pを購入する際は、個人的には32GB以上は必須。できれば64GBを選択したいのですが、Nexus5Xでラインナップされるかどうかに注目したいです。
カメラ性能は?
Nexus6Xでは「より光を多く取り込むかとが可能」なレンズが採用されるとされており、直前情報ではF値2.0と言われています。
撮影の品質は当然レンズだけでなく画素数や感度などにも影響しますが、これにより夜景や手ブレに強いカメラになるのではないでしょうか。
外部メモリは使える?
Nexus5には、microSDカードなどの外部メモリカードの利用ができません。Nexusシリーズでは外部メモリが利用できないことが伝統となっており、Googleの提供するAndroid OS自体が外部メモリを推奨していないことに起因するようです。(メーカーによってサポートしています)
Nexus5X、Nexus6Pでも、microSDカードの利用はできないと思われます。
これまでmicroSDが使えた機種からの乗換えの際は注意が必要です。