Amazon週末タイムセールで購入したQ9Aが届きました、1週間ほど使ってみたレビューです。
同梱物は?
パッケージに同梱されているものは、Q9A本体、収納ケース(ポーチ)、交換パッド3種類、充電用USBケーブル(micro-USB)、ワイヤークランプ、ラインバックル、マニュアルとなっています。
写真は箱から収納ポーチ、USBケーブル、マニュアルを取り出した状態。Q9A本体と交換イヤーパッド、ワイヤークランプとラインバックルはポーチの中におさめられていました。
マニュアルは英語で記述されていますが、イラスト入りなので細かく読み込まなくてもおおよその使い方はわかるようになっています。
収納ポーチがついているのがGoodです。Q9Aはイヤーフックがついていたり、イヤーパッド付近の構造が細く、強度に不安があるため、無造作にバッグに放り込むには少し心配のため、こういったケースがあると安心します。
使い方
本体を取り出してみたところ。
まずは充電。Q9Aはmicro-USBからの給電に対応しています。付属しているmicro-USB対応のケーブルなどを使って充電します。
USBポートは樹脂製のカバーがついており、引き上げてケーブルを接続します。Q9Aは生活防水に対応しており、このポートカバーで水の侵入を防いでいるようです。スポーツの利用などにも使えます。
充電が開始されると小さなLEDが赤色に点灯します。充電が完了するとLEDが青色に代わり、充電の完了を知ることができます。
Q9Aを機器に接続して利用するにはBloetoothのペアリングが必要になりますが、Q9Aのペアリング方法は簡単。本体にある3つ並んだボタンのうち、真ん中のボタンを8秒間押し続けるとペアリングモードに変わります。この状態にして機器側のBluetooth設定からQ9Aを登録します。
対応機種はAndroid、iPhoneなどのBluetooth内蔵機種。プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFPの4つ搭載。通話、ハンズフリー通話も可能です。
使い心地は?
Q9A本体の構造はシンプル。ボタンは3つで、中央が電源/ペアリングボタン、左右はボリュームの上下操作になっています。曲送りはボリュームボタンの長押しで行います。
電源のオンオフやペアリングモードへの切り替え時は音声案内があるのでわかりやすくなっています。
Q9Aを耳に装着するには、イヤーフックを耳の裏側に回り込ませるようにして行います。それほど違和感なく装着することができますが、しばらく着けっぱなしにしておくとさすがに多少痛くなってしまいますね。
イヤーパッドは中サイズのものが本体に取り付けられており、少し大きめのものと小さめのものが交換用として付属しています。
試しにそれぞれ付け替えてみて装着感を比べてみましたが、結局中サイズのものが一番フィットしました。Q9Aは本体の固定がほぼイヤーフック側で行われており、カナル型のイヤホンなどのようにイヤーパッドは耳の穴の中に入ってきません。そのため小さいチップは少し隙間が空くような形で固定されてしまい、一方大きいものでは変に圧迫されるようでいずれも違和感がありました。
Q9A聴き心地ですが、私が使っているNexus5はapt-xに対応していないため、やはりちょっとノイズや音割れが気になりました。この辺りはある程度割り切っていたので想定内です。低音域がかなり抑えられていますが、中音域は比較的聴き取りやすいのではないかと思います。
コストパフォーマンスは十分
有線イヤホンの取り回しの悪さに辟易しており、手軽にBluetoothイヤホンを試してみたかったので、このQ9Aの性能はコストに見合った十分なものでした。
利用は主に通勤時ですが、イヤーフックでしっかり固定できる構造が気に入っています。連続装着するのは数10分から1時間程度ですが、装着していて耳が痛くなることも今のところ少ないです。ただ、イヤーフックの調整は行えない構造になっているので、合わなかった場合の対処は難しいかもしれません。
音質も流し聴きするには十分ですが、せっかくapt-xに対応しているのに再生機器側が対応していないので、ちょっともったいない気分。むしろスマホのほうを買い替えたくなってしまった今日この頃でした。