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女性も乗れるミニベロ自転車を比較レビュー ~通勤通学利用で女性が気になるポイントは?

趣味・おもちゃ
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自転車通勤、通学をしている女性の方も多いかと思いますが、服装によっては乗りにくさが気になるもの。さらには機能だけでなく、デザインや使いやすさも大事です。

普段の街乗りをもっとおしゃれに、便利に使える自転車を選びたい。
どんなポイントを押さえればいいのか、今回は女性が通勤通学に使えるミニベロ(小径自転車)を比べます。

候補は?

予算は60,000円前後、女性が使用。また、機能面では泥除け、スタンドは必須。かごも取り付け可能、10km以下の街乗り程度の距離で利用するという前提で候補を絞り込みます。

ざっと各社のラインナップを調べ、今回は以下の10車種を候補としました。

  • Tokyobike(トーキョーバイク):TOKYOBIKE 20
  • cycroc(シクロック):Flat-1 6th lot
  • Bonnet Noir(ボネノワール):ALIZE C
  • BRIDGESTONE(ブリヂストン):CHeRO 20 CF2455
  • BRIDGESTONE(ブリヂストン):マークローザ ミニ
  • BRUNO(ブルーノ):Minivelo 20 Mixte
  • Bianchi(ビアンキ):MINIVELO-7 LADY
  • LOUIS GARNEAU(ルイガノ):LGS-MV 1
  • DAHON(ダホン):Route
  • GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

比較表

 

ブランド Tokyobike
(トーキョーバイク)
cycroc
(シクロック)
Bonnet Noir
(ボネノワール)
BRIDGESTONE
(ブリヂストン)
BRIDGESTONE
(ブリヂストン)
BRUNO
(ブルーノ)
Bianchi
(ビアンキ)
LOUIS GARNEAU
(ルイガノ)
DAHON
(ダホン)
GIANT
(ジャイアント)
品名 TOKYOBIKE 20 Flat-1 6th lot ALIZE C CHeRO 20 CF2455 マークローザ ミニ Minivelo 20 Mixte MINIVELO-7 LADY LGS-MV 1 Route ESCAPE MINI (2014)
外観 tokyobike 20 cycroc flat1 alize c bridgestone chero bridgestone markrosa bruno Minivelo 20 Mixte bianchi lady louis garneau lgs mv1 dahon route giant escape mini 2014
実勢価格 66,000円(税込) 56,160円(税込) 54,821円(税込) 58,104円(税込) 44,064円(税込) 57,024円(税込) 60,480円(税込) 59,400円(税込) 52,920円(税込) 64,800円(税込)
フレームサイズ 45cm (C-T) 46cm 41cm (C-T) 45cm 41cm 41cm (C-T) 41cm (C-T) 42cm
材質
フレーム 4130クロモリ鋼 4130クロモリ鋼 4130クロモリ鋼 クロモリ鋼 アルミ AY73 クロモリ鋼 Hi-tensile スチール 6061 ALUMINUM Dalloy Sonus Aluminum ALUXX-Grade Aluminum
フォーク 4130クロモリ鋼 4130クロモリ鋼 スチール Hi-tensile スチール ユニクラウン 鉄製 Hi-tensile スチール Hi-tensile スチール Hi-tensile スチール Integrated, patented Fusion technology Aluminum
タイヤ WO20×1-1/8(451) KENDA K193 KWEST 20×1-1/8” KENDA 20″X1.5″ 20インチ 20×1-3/8 Kenda K-west 20 x 1.50 Kenda K-193, 20″x1.5″ KENDA 20” X 1.5”(406) Kenda, Kwest 20″×1.50, E/ V / Black KENDA KWEST 20×1.5
変速機 シマノ・アルタス外装8段 シマノ TOURNEY
7段
シマノ SL-R400 8段 シマノ
7段
シマノ
7段
シマノ SL-TX50-7R シマノ TOURNEY
7段
シマノ RD-FT35 SS, 7spd SHIMANO TOURNEY レボシフター 8S
本体重量 11kg 9.6kg
(without pedal)
12.0kg 11.0kg 14.3kg 10.3kg 12.5kg 11.8kg
(370mm)
12.1kg 10.7kg
装備
泥除け × × × ×
スタンド × × ×
その他 ダブルコグ BAAマーク BAAマーク
フロントキャリア
ライト
ステアリングスプリング 折り畳み式
品名 TOKYOBIKE 20 Flat-1 6th lot ALIZE C CHeRO 20 CF2455 マークローザ ミニ Minivelo 20 Mixte MINIVELO-7 LADY LGS-MV 1 Route ESCAPE MINI
評価
フレーム形状
ギアの数
軽さ
見た目

選択のポイント:トップチューブが低いフレーム形状

スカートで自転車に乗る場合を考えると、またがりやすさがポイントになります。

それぞれの自転車のフレーム(骨組み)の形を見てみると、ハンドルとサドルを結ぶ支柱(トップチューブ)が高い位置でまっすぐ横に伸びているものと、サドルに向かって斜めに低く下げられているものがあります。

トップチューブが高い形状のものは自転車に乗る際にまたぐのが大変で、乗っている間も衣服が引っ掛かる可能性もあるため、女性向けの選択としてはトップチューブが低い形状のものがおすすめとなります。

候補の中でトップチューブが低いものは、以下の7車種でした。

  • Bonnet Noir(ボネノワール):ALIZE C
  • BRIDGESTONE(ブリヂストン):マークローザ ミニ
  • BRUNO(ブルーノ):Minivelo 20 Mixte
  • Bianchi(ビアンキ):MINIVELO-7 LADY
  • LOUIS GARNEAU(ルイガノ):LGS-MV 1
  • DAHON(ダホン):Route
  • GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

選択のポイント:ギアの数

街乗り用自転車に使われる変速機は、速く走るというよりも楽に乗り回せるために使います。上り坂、下り坂、平地などの地形の変化に合わせてこまめに変速することで快適に走行できます。

この価格帯ではどれもほぼ同じ、シマノ製の6~8段の変速機が使われています。そう単純ではありませんが、段数が大きければ幅広い状況に対応可能のため、可能であればより大きな段数の変速機が使われたものがおすすめとなります。

候補の中では7段変速と8段変速のものがあり、8段変速のものは以下の3車種でした。

  • Tokyobike(トーキョーバイク):TOKYOBIKE 20
  • BRIDGESTONE(ブリヂストン):CHeRO 20 CF2455
  • GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

選択のポイント:軽さ

一般的に、より軽い自転車のほうが運動性能が高いといわれてます。

速度が出ている間はそれほど実感しにくいかもしれませんが、漕ぎ出しの時などには差が表れてくるようです。

信号などで停車、発進が多い街中での移動であれば、自転車の重さの差がそのまま疲れやすさの差にもつながりますので、単純に軽い自転車はその軽さがひとつの大きなメリットとなります。

重量に関しては装備品の重さなどもあり、今回の10車種を正確に同一条件で比較することは難しいのですが、おおよそ以下の2車種が他の候補と比較してより軽いようです。

  • BRUNO(ブルーノ):Minivelo 20 Mixte
  • GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

BRUNO Minivelo 20 Mixte については泥除けがついていないことを考えると、泥除けつきで 10.7kg となっている GIANT ESCAPE MINI が他と差をつけて軽量の車種かと思われます。

ちなみにホームセンターなどで売られているママチャリはおおよそ20kg前後あります。その半分程度の重さであるミニベロは、ママチャリからの乗換えであれば別世界の快適さを感じることができます。

選択のポイント:見た目も大事!

もう一つのポイントは、デザインです。
乗り続けたくなる楽しさは乗り心地もさることながら見た目によるところも大きく、所有欲を満たすデザインかどうかも重要です。

デザインについては主観ですが、今回の候補の中では LOUIS GARNEAU LGS-MV 1 や GIANT ESCAPE MINI のフレーム形状、BRUNO Minivelo 20 Mixte のタイヤサドルを含めた全体的なカラーリングなどが個性的で評価ポイントとなりました。

  • BRUNO(ブルーノ):Minivelo 20 Mixte
  • LOUIS GARNEAU(ルイガノ):LGS-MV 1
  • GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

ところでダブルコグって何だ?

今回の候補の中で、唯一変速機のついていない車種がありました。
cycroc Flat-1 というモデルで、これには「ダブルコグ」という構造が使われています。

ダブルコグとは、後輪の両側にギヤが取り付けられている構造をいいます。

当然普段は片方のギアにだけチェーンがかかっているのですが、タイヤを裏返して取り付けることで、もう片側のギアにチェーンをかけて使用することができます。(自転車から降りて、タイヤを外してひっくり返してから取り付ける)

このギアは左右で構造が違い、片側は空転するギア、もう片側は固定されたギアが取り付けられており、用途によって使い分けることができるようになっています。

空転するギアはいわゆる普通の自転車、下り坂やスピードが出ているときは、ペダルを漕がなくてもギアが空転するため自転車は進み続けます。
一方、固定されたギアはギアが空転しないため、漕ぎ続けないと自転車は進みません。ピストバイクなどと呼ばれる自転車がこの構造を持っています。

この Cycroc Flat-1 はこのダブルコグ構造と、スタイリッシュなデザインをもつミニベロとして、ピストバイクとして乗ったりBMXのようなトリックなどでも遊ぶことができる、ほかにはないオリジナリティあふれるモデルとなっています。

今回の前提からは外れてしまいましたが、通勤通学だけじゃなく、ピストバイクやBMXならではの楽しさにも触れてみたい男性などにおすすめの自転車です。

結論

これまで見てきた「フレーム形状」「ギアの数」「軽さ」「デザイン」をまとめると、いずれの項目も評価があったのは、

GIANT(ジャイアント):ESCAPE MINI

となりました。

ほかにもズボンのすそを巻き込まないようなチェーンガードや、タイヤの泥除けもついているなども評価できるポイントです。

これらをふまえて GIANT ESCAPE MINI、女性の通勤通学の快適さと、期待以上の楽しさを提供してくれる自転車として「買い」と結論したいと思います。

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