アーカックス
『アーカックス(ARCHAX)』とは、東京都江戸川区にある『ツバメインダストリ株式会社』が開発する搭乗型ロボットです。
ツバメインダストリは、アニメや映画などに登場するロボットを作り上げるという志をもとに集った専門家集団で、2023年現在、搭乗型の動くロボットで人々をワクワクさせたいという思いを実現するために登場型ロボットの制作を進めているとのこと。
『アーカックス』は、このツバメインダストリのプロジェクトとして開発されている初号機プロトタイプの搭乗型ロボットで、量産化を目指して開発が進められています。
『アーカックス』はどこで見られる?
『アーカックス』は、2023年にプロトタイプの完成が予定されているとのことで、2023年2月にはYouTubeにてプロモーションビデオが公開されています。
このPVでは、アーカックスの完成イメージCGのほか、実際に開発中のアーカックスのコクピットハッチの開閉シーンや、胴体の組み立ての様子などを確認することができます。
その他にも、ツバメインダストリ―のYouTube公式チャンネルでは、実際にアーカックスのコクピットに搭乗して操作テストを行う様子などの複数の動画を視聴することが可能です。
アーカックスは2023年6月現在、一般公開はまだされていませんが、2023年の夏ごろに製品のリリースを予定しており、10月~11月に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」への出展や、2023年12月に一般公開イベントの開催などを予定しているとのこと。
『アーカックス』はどこで買える?
アーカックスは2023年夏に製品リリースが予定されており、実際に購入することが可能になるとのことです。
アーカックスの具体的な販売金額などは発表されていませんが、主に国内や海外の富裕層をターゲットにしているとのことで、超高級車やクルーザー、自家用ジェットのようなレジャー用途での購入や、一般向けには企業などのイベントやアトラクションなどでの展示、体験などでの用途に向けて提供されることが想定されます。
かつて、このアーカックスが登場するより10年以上前。2012年に水道橋重工が開発したロボット「クラタス」が製造、販売されました。このクラタスはAmazonでも販売され、その時の価格は1億2000万円。ただこの公開は製品やブランドのプロモーションなども兼ねていたと思われるため、当時実際にAmazonを通じて購入された方がいたかどうかは不明です。
クラタスが販売されていた2012年~2015年当時はネットの情報やプロモーションの影響も限られていたため話題も限定的でしたが、その後10年程が経過しネットの影響力や価値観なども変わってきています。
一般の方が購入するようなものでは無いと思いますが、今後アーカックスに注目が集まれば、情報発信に強い経営者やYouTuberなどが興味を持って購入を検討したりするかもしれませんね。
『アーカックス』のスペック
アーカックスの基本スペックはツバメインダストリのWebサイトにて情報が公開されています。
ざっくりまとめると以下のようになっています。
搭乗操作型ロボット『アーカックス』初号機プロトタイプのスペック:
- 全高:4.5m
- 重量:3.5t
- 関節自由度:26
- 腕部構造:双腕構造。肩、ひじ、手首の回転のほか、ハンド部は各指の曲げ伸ばしが可能。
- 脚部構造:車輪付き四脚構造。前脚が稼働し、ビークルモードと呼ばれる移動走行に特化した姿勢をとることが可能。
- 駆動方式:バッテリ駆動
- 移動性能:前輪ステアリング、後輪モーター駆動によるEVとしての走行性能。
- 移動速度:モード変形による2つの移動性能
- ロボットモード:2km/h
- ビークルモード:10km/h
『アーカックス』関連リンク
クラタス
『クラタス (KURATAS)』とは、スコープドッグ ブルーティッシュカスタムを製作した倉田光吾郎氏と吉崎航氏による製作チーム『水道橋重工業』が開発した、実際に人が搭乗して操縦することが可能な巨大ロボットです。
架空のロボットでも模型でもない、「完全オリジナル」の「本物のロボット」がこのクラタスです。高さは4m、重量4tの巨大ロボット。ガトリングガンを搭載し、コックピットに大人1名が搭乗して操縦することができます。
『クラタス』はどこで見れる?『クラタス』はどこで買える?
『クラタス』は、イベントなどで展示されています。水道橋工業の活動について詳しくはWebサイトをご覧ください。
またなんと、クラタスは Amazon で購入することができます。
気になるお値段は、、、お確かめください(笑)
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