Nexus 5X は、Google Play Store 以外に、NTT docomo と Y!mobile の 2 社が取り扱っています。
それぞれでの Nexus 5X 本体の購入価格、支払い費用がどれくらいかかるのかを比較してみました。
Nexus 6P の比較についてはこちら。
Nexus5X を購入する方法
Nexus 5X を日本で購入する場合、「携帯ショップ/家電量販店で購入する」方法と、「Google Play Store で購入する」2通りの方法があります。
Nexus 5X は NTT docomo と Y!mobile の 2 社が取り扱っており、ここでは通信サービスとのセットでの購入となります。一方、Google Play Store で購入できる Nexus 5X は SIM ロックフリーモデルとなっており、MVNO などに代表される通信サービスと組み合わせて利用することで、利用料金を押さえて利用することができます。
今回は、条件を「Nexus 5X 本体の一括購入」、「最低限の基本サービスのみを契約」とし、「2年間の支払総額」を比較しています。
サービスごとの費用比較
購入対象となるスマホ本体は Nexus 5X 32GB モデルを対象としています。
NTT docomo で Nexus5X 32GB を購入した場合
サービス | 費用項目 | 初期 | 月額 |
---|---|---|---|
NTT DoCoMo | 機種代金 (Nexus 5X 32GB) | \82,512 | |
事務手数料(新規) | \3,240 | ||
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) | \1,836 | ||
データMパック(5GB) | \5,400 | ||
spモード | \324 | ||
月々サポート | \-2,025 | ||
合計 | \85,752 | \5,535 | |
2年間支払額 | \218,592 |
NTT docomo で Nexus5X 32GB 本体はいくらで買える?
NTT docomoでは、Nexus 5X 32GB 本体が93,312円(税込)で販売されています。
で、現在は「Nexus 5X スタートキャンペーン」が適用されるので本体購入代金から10,800円(税込)引かれた82,512円(税込)が販売代金だということのようです。
Google Play Store では Nexus 5X 32GB は 63,400円(税込)なので、キャンペーンの代金を差し引いてもは19,112円割高です。
NTT docomo で 2年間の支払い料金はいくらかかる?
新規契約の場合、24か月の支払金額は218,592円(税込)となりました。
Y!mobile で Nexus5X 32GB を購入した場合
サービス | 費用項目 | 初期 | 月額 |
---|---|---|---|
Y!mobile | 機種代金 (Nexus 5X 32GB) | \80,352 | |
事務手数料(新規) | \3,240 | ||
スマホプランM(3GB) | \4,298 | ||
合計 | \83,592 | \4,298 | |
2年間支払額 | \186,744 |
Y!mobile で Nexus5X 32GB 本体はいくらで買える?
Y!mobileでは、Nexus 5X 32GB 本体が80,352円(税込)で販売されています。
Google Play Store では Nexus 5X 32GB は 63,400円(税込)なので、キャンペーンの代金を差し引いてもは16,952円割高です。
Y!mobile で 2年間の支払い料金はいくらかかる?
新規契約の場合、24か月の支払金額は186,744円(税込)となりました。ただし、Y!mobileにはデータ 5GB プランが提供されていなかったため、よりサービスレベルの低い 3GB の「スマホプランM」を契約した場合での試算、比較になります。
Google Play Store で Nexus5X 32GB を購入した場合
サービス | 費用項目 | 初期 | 月額 |
---|---|---|---|
Google Play Store | 機種代金 (Nexus 5X 32GB) | \63,400 | |
BIC SIM (iijmio) | 事務手数料(新規) | \3,230 | |
音声通話 +ライトスタートプラン(5GB) | \2,398 | ||
合計 | \66,630 | \2,398 | |
2年間支払額 | \124,182 |
Google Play Store で Nexus5X 32GB 本体はいくらで買える?
Google Play Store では、Nexus 5X 32GB 本体が63,400円(税込)で販売されています。
NTT docomo よりも19,112円安く、Y!mobileよりも16,952円安く購入できます。
iijmio で 2年間の支払い料金はいくらかかる?
Google Play Store で購入した場合、SIMロックフリーで契約可能な通信サービス (MVNO など) を利用する形になります。例としてビックカメラで購入、申込み可能な iijmio の新規契約の場合、24か月の支払金額は129,254円(税込)となりました。
ちなみにこの表では docomo のデータプランと条件を合わせるために 5GB のライトスタートプランで試算していますが、Y!mobile のデータプランを条件をあわせて 3GB のミニマムスタートプランで契約した場合、24か月の支払金額は108,102円(税込)となります。
金額比較まとめ
データプラン | Nexus 5X 32GB 本体購入価格 | 24ヵ月支払総額 | |||
---|---|---|---|---|---|
NTT DoCoMo | 5 GB | \82,512 | \218,592 | ||
Y!mobile | 3 GB | \80,352 | \186,744 | ||
Google Play Store + iijmio | 5 GB | \63,400 | \129,254 | ||
Google Play Store + iijmio | 3 GB | \63,400 | \108,102 |
Nexus 5X の本体購入価格と2年間の支払総額を並べて比較するとこのようになります。
2年間の支払総額を比較すると、docomoとGoogle Play Store との比較では2倍近い支払の差がありますね。
ちなみに docomo では「Nexus 5X購入者限定 Google Playクーポン5,000円&Google Cardboardプレゼント!」というキャンペーンが実施されており、Google Playクーポン5,000円分とGoogle Cardboard (1,500円くらい) がもらえるようです。が、そもそも購入費用が割高なので他社よりお得になることはありません。
ただし、これらは基本的な金額面の比較のみなので、サービス品質やその他オプションサービスの追加費用、契約期間や毎月の支払い能力などを加味すれば docomo を選択する理由があるかもしれません。
個人的には、現在のキャリアの付加サービスで利用価値を感じるものがないため、ネットワーク環境だけ最低限押さえたうえでその他のオプションは可能な限り外して安く費用を抑えたいと思っています。ので、やはりトータルコストが抑えられる MVNO (iijmio) の選択肢が一番魅力的です。
ちなみに MVNO の多くは NTT docomo の回線を間借りして提供されています。ユーザーが MVNO に流れても docomo はしっかり儲かる仕組みになっているので心配無用です。気にせず賢く節約しましょう。