先日マイクロソフトよりSurfaceシリーズの最新モデル、「Surface Book」および「Surface Pro 4」が発表されました。
これまでのSurfaceシリーズの流れをくんだ軽量ハイスペックタブレットの「Surface Pro 4」に対し、「Surface Book」は描画性能を向上させる外部GPUと組み合わせてデスクトップ機にも劣らない最上級のハイエンドモデルとしてラインナップされています。
これらのスペックの違いについてMacBook Proや旧モデルのSurface Pro3 などと合わせてまとめてみました。
Surface Book、Surface Pro 4のスペック比較表
Surface Book | Surface Pro 4 (Core iモデル) |
Surface Pro 3 (Core i7モデル) |
Surface 3 (4G LTEモデル) |
13インチMacBook Pro (Core i7モデル) |
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CPU | 第 6 世代 インテル Core i7プロセッサ |
第 6 世代 インテル Core i7プロセッサ |
第 4 世代 インテル Core i7プロセッサ |
インテル Atom x7 プロセッサ |
第 5 世代 インテル Core i7プロセッサ |
OS | Windows 10 Pro | Windows 10 Pro | Windows 8.1 Pro (64 ビット) Windows 10 無償アップグレード |
Windows 8.1 (64 ビット) Windows 10 無償アップグレード |
OS X El Capitan |
大きさ(寸法) | 約 220.2 x 312.3 x 7.7mm | 約 292.10 x 201.42 x 8.4mm | 約 292 x 201.3 x 9.1mm | 約 267 x 187 x 8.7 mm | 約 314 x 219 x 18mm |
画面のサイズ | 13.5インチ | 12.3インチ | 12インチ | 10.8インチ | 13.3インチ |
解像度 | 3000 x 2000ピクセル | 2736 x 1824ピクセル | 2160 x 1440ピクセル | 1920 x 1280ピクセル | 2560 x 1600ピクセル |
重量(本体のみ) | 約 726 g | 約 786 g | 約 800 g | 約 641 g | 約 1580 g |
重量(キーボード) | 約 853 g (キーボードドック) |
約 289 g (タイプカバー) |
約 295 g (タイプカバー) |
約 243 g (タイプカバー) |
– |
重量(本体+キーボード) | 約 1579 g | 約 1075 g | 約 1093 g | 約 884 g | 約 1580 g |
記憶容量 | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB | 64GB / 128GB | 128GB / 256GB / 512GB |
RAM | 8GB / 16GB | 4GB / 8GB / 16GB | 8GB | 2GB / 4GB | 8GB / 16GB |
バッテリー駆動時間 | 最大約 12 時間 ビデオ再生が可能 |
最大約 9 時間 ビデオ再生が可能 |
最大 9 時間 Web 閲覧 |
最大約 10 時間 ビデオ再生が可能 |
最大約 12 時間 ビデオ再生が可能 |
カメラ | 500万画素 (フロント) 800万画素 (リア) |
500万画素 (フロント) 800万画素 (リア) |
500万画素 (フロント) 500万画素 (リア) |
350万画素 (フロント) 800万画素 (リア) オートフォーカス |
720p (フロント) |
4G LTE対応 | – | – | × | ○ | × |
Surface ペン | 別売 | 別売 | 付属 | 別売 | – |
キックスタンド | 125度まで自由に調整可能 | 150度まで自由に調整可能 | 150度まで自由に調整可能 | 3 段階 | なし |
MacBook Proの対抗馬としてのSurface Book
こうしてみると、今回のSurface BookはAppleのハイエンドノートPCであるMacBook Proの対抗モデルとして設計されているように見えます。一方で軽量で持ち運びに優れたSurface Pro 4はMacBook Airの対抗となりますね。
また、Surface BookはGPUを搭載したキーボードドックと接続することで、ノートPCでは控えめになりがちなグラフィック性能を大きく向上させることができるようになっています。これによりゲームのパフォーマンスも大きく向上できるため、ゲーミングPCとしての需要にも応えられる出来になっているのではないでしょうか。