ソニーより、スマートフォン Xperia シリーズの最新ラインナップである「XperiaX」シリーズが発表されました。
これまで無印の「Xperia」、「Xperia Z」と続いてきたソニーモバイルのXperiaブランドですが、今回より新たに「X」を冠したモデルがラインナップされます。
ソニーモバイルのXperiaシリーズの最高級モデル
Xperiaシリーズは、ソニーモバイルコミュニケーションが製造販売するAndroidスマートフォンで、多くは高級、高性能路線のフラグシップモデルへ位置づけられています。
今回発表されたシリーズのラインナップは
- シリーズ最上位機種の「X Performance」
- フラグシップ機種の「X」
- ミドルレンジ機種の「XA」
となっており、「XperiaX Performance」は、シリーズの中でも最上位に位置付けられ、日本では2016年の夏に発売が予定されています。
日本国内でのXperiaXシリーズの発売は「XperiaX Performance」のみ
前述のとおり、今回の「XperiaX」シリーズは「X Performance」、「X」、「XA」の3ライン構成となっているのですが、現在のところ、日本国内で発売が予定されているのは「Xperia X Performance」のみ。
「X」、「XA」についてはグローバルモデルとして世界各国での発売が予定されているとのこと。
今後、SIMロックフリーモデルなどが出回れば国内でも購入する機会ができるかもしれませんが、夏から国内で正規に購入が可能なのは「Xperia X Performance」のみとなるようです。
XperiaX Performanceの基本スペック
現在発表されているXperiaX Performanceの基本仕様は以下の通り。
- チップセット:Qualcomm Snapdragon 820 64bit クアッドコア
- 画面サイズ:5インチ
- ディスプレイ解像度:1,920 x 1,080 ピクセル FullHD
- メモリ(RAM):3GB
- 内部ストレージ:32GB
- 外部メモリの利用:可能。
microSDXCカードスロットにより最大200GBのmicroSDカードに対応 - バッテリー容量:2,700mAh
Quick Charge 2.0対応/充電10分で5.5時間の使用が可能 - 背面カメラ:2,300万画素
- 全面カメラ:1,300万画素
- 通信機能:LTE、Wi-Fi、NFC、Bluetooth4.2
- その他:指紋認証、防水対応
- 重量:165g
チップセットは最高スペックのクアルコム社製Snapdragon820を採用、Snapdragon810では発熱問題などが挙がっていましたが、Snapdragon 820ではこの発熱問題の解消に向けて改善が加えられているとのこと。
今回のXperiaX Performanceでの最適化についても期待したいところです。
また、Xperia X PerformanceではNexus5X、Nexus6Pにも採用されている指紋認証にも対応。Nexus5X、Nexus6Pでは背面に指紋認証センサーが搭載されていましたが、XperiaX Performanceでは、側面に指紋認証センサーが搭載されているとのことです。
個人的にはやや詰め込みすぎの感があるXperiaZ5よりも、XperiaXシリーズはカメラの画素数や解像度、バッテリーなどがバランスよく最適化されているようで非常に好印象です。
Nexus5X、Nexus6Pの乗り換えに悩んでましたが、悩ましい選択肢が増えそうな予感。。。
その他レビュー記事、スペック比較、追加情報などを随時追加していきます。