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タニタ体脂肪計 インナースキャン50 BC-313が届いたのでレビュー

家電
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以前の記事で取り上げた体組成計「タニタ インナースキャン50 BC-313」について、今回は実際使用した上での使い勝手や機能についてレビューします。

まず BC-313 の概要と機能については、以下の通りです。

タニタ インナースキャン50 BC-313

  • ワンランク上の機能とデザインを兼ね備えた体組成計です。
  • 強化ガラスを使用したスタイリッシュなデザイン。
  • 50g単位の高精度測定。
  • 立てかけ収納OKで乗るピタ機能付き。

筆者は 3 色(メタリックブラック メタリックレッド パールホワイト)用意されているうち、パールホワイトを選択しました。
購入価格はAmazonで5000円程度でした。

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外見は強化ガラスを使用しているため、透明感がありガラスの質感が良いため安っぽくない、そして厚さがわずか27ミリのため省スペース、シンプルなデザインで見た目良いところも気に入りました。

まずは付属の単4乾電池×4本をセットして、早速設定を行いました。
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説明書を読みながら設定しましたが、もし見ていなくても設定できるのではないかと思うくらい簡単、設定に使うボタンは4個のみでシンプルな作りです。5人までデータ設定できるので、家族で使えるところも良いです。

表示の文字も黒の単色表示ですが、大きく表示されるので見やすいです。
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設定が完了したら、早速実測します。

スイッチは入れずとも、体組成計に乗るとピッと音が鳴り、自動的にスイッチが入り、計測できる状態になります。前の体重計ではなかった機能なので、これだけでも楽だと感じます。

また、この機種の特徴として乗った人をピタリと当てる「乗るピタ機能」があります。初回設定時には、その対象の人物が乗って実測して設定完了となるので、体重以外に体脂肪率や内臓脂肪などバランスで判別してくれるということなのだと思われます。

筆者には体重が数キロしか変わらない家族がいますが、一度も判別が間違われたことがないので、乗るピタは優秀だと思います。また、もし自動で判別できなかった場合は、設定を呼び出してから測ることが可能なので問題ないです。

この機種では上の表の通り、体重以外にも体脂肪率、BMI、内蔵脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量も測定可能です。主に筆者が健康管理用に記録しているのは体重と体脂肪率なのですが、その他の項目も参考になるので有用です。

また、50g単位で体重を計測できるため、わずかな増減でも変化が分かり、測るモチベーションが上がりました。体重や体脂肪率もですが、体内年齢が実際の年齢より5歳も高かったのでなんとか落としたいという目標も出てきました。

他に便利な機能としては、前回値の表示です。

前回測った値に対して増減を矢印で、維持(→)、増えた(↑)、減った(↓)と表示してくれます。また、前回値のデータを呼びだして確認することが可能なので便利です。しかし、欲を言えばもう少し前のデータも記録できていると便利なのですが、あらかじめ分かっていたことなので問題ないと考えます。

また、体脂肪率や内臓脂肪レベルや筋肉量などに対して、標準か多いか少ないかという判定を行う機能があって参考になります。説明によると例えば、体脂肪率での判定は:やせ/-標準/+標準/軽肥満/肥満のいずれかが表示されるようです。

それ以外で、気になっていたことと言えば、商品サイズは奥行(足の縦側)が 217ミリなので、大抵の大人なら足がはみ出るくらいサイズが小さいということです。以前使用していた体重計は足が収まるサイズだったためはみ出る場合に、ちゃんと測れるのかという疑問がありました。

実際に乗ってみると上下数センチはみ出ても問題なく体重や体組成も測れました。しかし、乗る位置をかかと側に合わせたり、つま先側に合わせたり色々試してみると、乗る位置によって多少数値の差が出るようなので、毎回同じ位置で測るようにしないと体脂肪などの面で差が出てしまうので気をつける必要があります。筆者は毎回上下がはみ出る中心に乗るようにして測ることにしました。

筆者としては、省スペースでスリムなのは非常に便利なので問題ないと考えますが、毎日のことなので足がはみ出るサイズが気になる場合は別機種の選択肢も出てくるだろうと思いました。

さて、今回特筆すべき機能は、タニタの「0kg補正」です。

筆者宅では本体を洗面台の横の隙間に縦置きで収納する予定のため、最終的に縦置き保管で快適に使えると思われるタニタ BC-313 を選択したという経緯があるので、0kg補正が上手く働いてくれないと困るのです。
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これは、体重計の計測誤差をなくすために定期的に体重測定のスタートを0kgに補正する機能がついているためで、もし立てかけて保管していた場合、補正せずに計測すると結果に1kg前後の誤差が発生してしまうこともあるとのこと。そのため、縦置きした後に使用する際には0kg補正の作業が必要になるようです。補正の手順はオムロンでは電源のON/OFFの再起動手順後、5秒間の待ち時間。パナソニックではなんと床においた状態で20分放置しろ、とマニュアルに記載されています。(おそらく20分サイクルで自動補正が実行されるため)

一方でタニタの BC-313は、立てかけて保管していても計測に問題が無いような補正手法を採用しています。これにより他の2機種と異なり、立てかけて保管しておき、床に置いてすぐに乗った場合でも誤差が少ない測定ができるとのこと。

体組成計(体脂肪計)の比較レビュー ~ 縦置き保管に注意!「0kg補正」の落とし穴?

さて、縦置きにした状態から床に置いてみて測ってみると、一旦いつもより重い体重が表示された後にピーピッピと鳴って自動補正で1〜2秒ほどで調整され、立てかけ収納で生じる誤差を正しい現在の体重に修正されて体重や体組成が表示できました!

自動補正される時間はほんの数秒なのでストレスはありません。以前の体重計はこれが上手く動かず縦置きから床置きにした時に、毎回が電源を入れ直さなければ体重を正しく測ることができなかったためストレスを感じていましたが、解消されて非常に嬉しいです。

補正前の体重を見て、一瞬体重が増えた!とドキッとすることがありますが、自動補正されるとホッとするなんてのもご愛嬌かなと思います。0kg補正でこの機種を選んだ甲斐があったので、非常に満足です!

BC-313 以外には、ハイスペックな体組成計として SD カードに記録できたり、スマホ連携できたり、体組成をもっと細かく体の部位ごとに計測できる機種など様々な機種が発売されています。

しかしながら、「タニタ インナースキャン50 BC-313」は、体組成計を活用して毎日の健康管理をしつつ、無理なダイエットではなく、食事と運動のバランスをとりながら体型を変えていくと決めた筆者にとって、必要十分な測定機能を備えており、コストパフォーマンスに優れていると考えます。

また、スタイリッシュな見た目で省スペースである点や、特に重要だった 0kg補正で立てかけ収納できる点で非常に満足度が高い結果となりました。

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