Amazonで新型2015年モデルの Nexus5X 用の保護ケースが早くも販売開始されています。
Nexus5Xは指紋認証用のセンサーが本体背面についている
新型のNexus5Xでは、指紋センサーが搭載されており、これにより端末のロック解除やアプリの認証などが行えるようになっています。
iPhone 6s シリーズなどの場合、指紋センサーは本体前面のホームボタンと一体化しており、キー入力と同じく親指で押さえるような形で使用するのですが、Nexus5Xでは、指紋センサーは背面のカメラレンズの 少し下あたりに独立してついており、親指ではなく、人差し指など触れるように設計されています。
このため、Nexus5X用の保護ケースは、カメラレンズだけでなくこの指紋認証のセンサー部分にも穴をあけないといけないようになっています。
Nexus5Xにはカメラ周りもいろいろついている
新型Nexus5Xには、カメラレンズ付近にLED フラッシュとレーザーオートフォーカス用と思われるセンサーが搭載されているため、保護ケースはここにも穴が開いています。
2013年モデルのNexus5では、レンズのすぐ近くに小さなLEDフラッシュがついていましたが、あまり目立っておらず、保護ケースも少し大きめの穴を設計することで対応していました。が、今回のNexus5Xではこのセンサーのためにも開口部が必要になるので、ケースによって大きくデザインの差が生まれそうです。
Nexus5Xは物理ボタンが2つ並んでいる?
ところで、ケースを見ていて気になった点がひとつ。
Nexus5Xでは、電源ボタンとボリュームボタンがいずれも本体の右側面に縦に並んでいるようですが、これがちょっと心配です。
2013年モデルのNexus7がちょうど同じようにボタンが本体右側面に並んだ構造になっているのですが、ボリュームを操作しようとして誤って電源ボタンを押してロックしてしまったり(ロックを解除してみたらさらにアプリの状態がリセットされていたり)、スクリーンショットをとるなどの2ボタン操作が面倒で、かなり使い勝手が悪いものになっていました。
7インチタブレットと違ってボタン位置の違いは分かりやすいのかもしれませんが、着信のスヌーズなど、かばんに入った本体を探りながらボタンを押すときなどは誤操作してしまうのではないかと心配になります。
個人的にはボタン同士をもっと離して配置するか、反対の側面に配置したほうがストレスになりにくいのでは、という印象です。
いよいよNexus5Xの発売間近
いずれにしてもサードパーティーの保護ケースも出そろってきており、Nexus5Xの発売まであとわずか。
紹介している SpigenのNexus5X用保護ケースは、ストラップ穴もついているので個人的にはベストな構造。
アクセサリもどんどん出揃って盛り上がってほしいです。